Mission

僕はここで「自分らしく生きて、幸せになれる人」を育てたい。
代表取締役 倉持武志

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今までの社会は、生活する上での不便や問題を、物を作り出して解決していくことに価値を見出してきました。車がスピードを出して走れるようにコンクリートの道路を作ったのも、今では当たり前のように使っている、洗濯機や掃除機もその一つです。そのお陰で僕たちが生きる現代は、生活する上では何一つ不自由のない、便利な世の中になりました。便利になった世の中は、嬉しいことに問題が少なくなりました。ところが問題が少なくなったことで困ってしまった人達がいます。それは、今まで問題を解決するために物を作り出していくことを仕事にしていた人達です。過剰なものの価値は下がり、希少なものの価値は上がります。便利な世の中では、希少となった問題に過剰な解決策が集まるようになるわけですから、解決策の価値がどんどん下がっていきました。代わりに価値が高まったのは「問題を見つける力」ということになります。問題が枯渇したとも言える現代で、上手に問題を見つけていくには、希少となった問題を取り合ったり、問題を拡大解釈するよりも、新たに問題を創る方が遥かに合理的です。問題とは、現実と理想のギャップに立ちはだかるものですから、理想を持って新たな価値を生み出そうとすることが、問題創出の最大のきっかけになるのではないでしょうか。幸い現代は、新たな価値の創出に適した超情報社会・グローバル社会です。情報社会は、知識や経験が分野を越えて、学際的に出会うことを容易にし、グローバル社会は理想や問題を多様化させていきます。情報社会(学際的)とグローバル社会(多様化)の掛け算によって、どこまでも複雑化していく現代では、「正解」とはなにか?社会が求めるものを一括りに評価することができなくなりました。今は人の数だけそれぞれの価値観が生まれ、同じ価値観同士がコミュニティとなって世界中に繋がっていく世の中ですから、新たな価値の創出に拍車がかかっていくのは必然的なことです。ここまでをまとめると、「世界は正解探しの世の中から、理想を源泉として、問題を創出する世の中にパラダイムシフトした」と言えるのではないでしょうか。そして、僕はこのパラダイムシフトが、「人と社会の関係」に大きな変化をもたらたことに気が付きました。

今までの社会は、問題が先行することで、正解を探していた社会では、人は社会に対して受動的であった。

現代では、理想を源泉に、問題を創り出していく現代は、人は社会に対して主体的である。

ということです。つまり、科学や技術によって問題を解いていく時代は終わり、理想や美学によって主体的に未来を切り開いていく時代になったと言えるのではないでしょうか。

子供たちへ伝えるべきこと、
教えてあげたいこと。

以上を踏まえ、ここでやっと教育の話をしようと思います。
結論から言うと、問題先行型の世界から、理想先行型の世界になったので、まず子供達には「夢や理想を自由に思い描ける人になってほしい」と僕は思っています。その夢や理想は、今世の中にないものでいいし、人と違う考えでいい。そして、そうであることを、恐れないでほしい。繰り返しとなりますが、今は超情報社会・グローバル社会です。世界中を探せばきっと理解してくれる人が見つかる。もし見つからなくても、自分の考えを世界と共有することで、きっと誰かが共感してくれるはず。だから、
人と違うことを恐れず、自分らしく生きて行け!と子供達の背中を押してあげたいのです。僕たち大人が子供に伝えなくてはならないのは、「未来はAIやロボットの社会になっていくんだからプログラミングの勉強をしなさい」ということでしょうか?では、プログラミングをAIが組む世の中になったら次はなんと言うのでしょうか(笑)「世の中がどうなるからあなたはこうしなさい!」と言っている親がいたら、未だに社会に対して主体的になれずにいる人なのかもしれません。

 

親が誰しも子供に願うのは、「幸せに生きて行って欲しい」、ただこれだけのはずです。「社会に合わせて生きていけ」と子供に言うべきではないと思います。その社会がたまたま子供に合わない可能性だってあります。親が子に、未来に向けて一つだけアドバイスするならば、「自分らしく生きなさい」と、シンプルに人生の本質だけを伝えればいいと思います。本当に大事な親の役割は、「自分らしく生きることで、幸せになれる」ために必要な、教育を授けることなのではないでしょうか。

上を見上げる少女
楽器を弾く姉弟

芸術研鑽の教育は、
子供たちに未来を切り開く力を授ける。

音楽をはじめとする芸術は、現代において唯一あやふやさを受け入れてくれるものです。Google検索しても、いい音楽の定義は見つかりません。音楽は正解の定まらないものを、コミュニケーションやアイディア、技術、感性によって、共創していくことができます。オーケストラもバンドも、全員で目指すゴールに答えはありませんが、それぞれの個性をまとめ、一つの方向に向かっていくことができるのです。この音楽を磨いていく行程に、未来を切り開くヒントが全て詰まっていると僕は確信しています。なぜならこれは、理想や価値観を共有して、答えのないものを共創していくという、未来そのものだからです。だからこそ、芸術に学ぶ芸術研鑽の教育を作り、自分らしく生きて、幸せになれる人を育てたい。自分らしく生きる人が、幸せになれる社会を作りたいのです。

 

そのために僕は、ここで一生懸命仕事をします。