

ADHDを持つ子どものモチベーション誘導と「ご褒美」の関係
ADHDを持つ子どものモチベーション誘導と「ご褒美」の関係 私たちは「ご褒美を得たとき」だけでなく、「ご褒美を期待しているとき」にも快感を感じます。特に後者は、行動への意欲やモチベーション維持に大きく関わっています。 しかしADHDの特性をもつ子どもの場合 ご褒美をもらった瞬間:快感が強く得られる ご褒美を期待している時:快感が得られにくい という傾向があります。 そのため「先のために頑張ること」よりも、「すぐ結果が出ること」を好みやすいのです。受験勉強や貯金、長期的な習い事などは難しく感じやすく、逆に成果がすぐに見える活動では力を発揮しやすいと言えます。 これは決して悪いことではなく、お子さんのタイプのひとつです。 そこで大切なのが、 大きな目標を、小さく達成しやすい目標に分けること。 「ここまでしかできない」ではなく 「ここまでできたね!」と積み重ねていく声かけが、成功体験を増やし、やる気につながります。 達成できたことを一つひとつ一緒に喜びながら、前に進んでいけるといいですね。 ■指導法セミナー動画はこちら
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東 由香梨
10月29日
