

「ゴールは同じ」 ─ 子どもたちが進む道は一つじゃない
「ゴールは同じ」 ─ 子どもたちが進む道は一つじゃない 日々レッスンをしていると、「この時期までにこれをやっておかないと…」「この順序で覚えないと後で困る…」と、つい大人が決めた道に沿わせたくなることがあります。 でも、これまで多くの子どもたちを指導してきて強く感じるのは、 どんな道を辿っても 行きたいゴールが同じなら、ちゃんとゴールできる ということです。 子ども一人ひとり、学び方が違う ・ 1から順にコツコツ積み上げる子 ・ 興味があるところを飛び飛びで学び、あとから穴を埋める子 ・ まずは難しいことに挑戦し、後で基礎に戻って整えていく子 みんなバラバラのルートを歩いているように見えても、 向かっている方向は同じ。 怖いのは、 大人の決めた一本道しか与えず、 行きたい場所に辿り着けなくしてしまうこと。 ゴールを決めるのは子ども自身 「これをするにはこうじゃないとおかしい」 「基礎ができていないと変だから」 そんな言葉で子どもが選べるはずの未来を、 知らないうちに狭めてしまっていないでしょうか? どんな音楽を求めるのかは、本来自由なもの。 子ど
東 由香梨
10月29日
