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子どもがピアノ練習を嫌がるのは自然なこと。親ができるサポートとは?

更新日:14 時間前



「今日もピアノを練習しない!」「やりなさいって言ってるでしょ!」

気がつけば親子バトルになってしまった…そんな経験はありませんか?

実は、ピアノの練習を嫌がるのは特別なことではなく、どのお子さんにもよくあることなんです。


なぜ子どもは練習を嫌がるの?

子どもが練習を嫌がる背景には、いくつかの理由があります。

  • 成果がすぐに見えないから

  • 同じことを繰り返すのが退屈に感じるから

  • 「できない部分」を何度もやるのがストレスだから

  • 集中できる時間が短いから


大人でも「なかなか結果が出ないダイエット」や「地味な作業」はつい避けたくなりますよね。子どもにとっての練習もそれと同じ。

怠けているわけではなく、成長段階として自然な反応なのです。


では、どうすれば練習を少しでも前向きにできるのでしょうか?

①短時間で区切る

一度に長くやらせるより、5〜10分を数回。

「もう少し弾きたい」と思うくらいで切り上げると効果的です。


②遊び感覚を取り入れる

「3回間違えずに弾けたらクリア!」「今日はドの音探しゲーム」

遊びの要素を入れると、やらされている感が減ります。


③成果を見える化する

練習できた日はカレンダーにシールを貼る。

努力が形になると「できた!」の実感につながります。


④小さな成功体験を重ねる

曲を「右手だけ」「1小節だけ」など小さく区切り、できたら褒める。

少しずつでも「自分でできた!」という気持ちが自信になります。


⑤想像の世界に引き込む

「今日は魔法の呪文を弾こう」「お姫さまの舞踏会で演奏するんだよ」

物語を交えると、練習がワクワクする時間に変わります。


⑥親も一緒に寄り添う

「ママも片手で挑戦してみようかな」

親が“練習仲間”になることで、子どもの気持ちはぐっと軽くなります。


大切なのは「毎日きちんと練習させること」ではありません。

それよりも 音楽を好きでいられること が何より大切です。

少しでも弾けたら「すごいね!」「昨日よりきれいに弾けたよ」と声をかけてあげましょう。その小さな成功体験が、音楽を楽しみながら力を伸ばしていく土台になります。

ピアノの練習は修行ではなく、子どもにとっての小さな冒険として捉えてください。親子で一緒に楽しみながら、音楽のある毎日を育んでいきたいですね。




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