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子どもには「夢の世界」がある
- 東 由香梨
- 11月6日
- 読了時間: 2分
更新日:2 日前

子どもをレッスンするうえで、大人が知っておかなければならないこと。
それは 子どもには「夢の世界」がある ということです。
「四分音符」「3度」などの楽典、
季節について学ぶことももちろん大切です。
でも子どもは、
頭で理解する前に、体で感じて吸収する存在。
無意識に一緒に声を出して歌ったり、
音楽が流れると体が勝手に動いたり。
子どもは、自分の内側に湧き上がるものに反応せずにはいられません。
そしてその “体験” があるからこそ、
やがて理論や技術にも自然と向かっていきます。
例えば、ヴァイオリンのボウイングを教えるとき。
「弓を動かすときは、力を入れないように」
と説明するよりも、
「手のひらに、卵が入っているよ。
落とさないように、壊さないように、そ〜っと持ってみて。」
と伝えるだけで、
子どもの吸収力は驚くほど変わります。
子どもは ファンタジーの世界の住人 です。
その世界に存在しながら、字や数字、音楽や絵を学んでいきます。
だから講師には、
子どもの想像力に寄り添って教えていくことが求められる。
レッスンの中でプリンセスごっこをすることもあれば、
「魔法をかけるね」と声をかける日もあります。
そのためには、
子どもがどんなファンタジーを持っているのか知ることが大切。
だから私は ひらめきワーク を作りました。
緊張させて頭だけを刺激するよりも、
想像力と感性が動いたときの吸収は圧倒的 です。
この時期の子どもにしかできない学びがあります。
そしてそのレッスンは
大人にとっても、驚くほど楽しいものなのです。
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